ナイトメタルはアングラーのわがままを全て飲み込んだ夢のような釣りです。
餌あり、テンヤあり、ジグあり、スッテあり。
ルールは一つ。
他の人となるべくお祭りしないこと。
そんな中冬場はナイトスロージギングに興じ続けているさんちょーです。夜の釣りの楽しさや難しさを色々と経験してきたからこそ言える、ナイトジギングの組み立て方をおさらいしてみたいと思います。
○ジグについて
基本はグロー系 概ね強いのはシマシマグロー。ショートよりもロングが釣りやすい気がします。重さは50g〜200g〜好きなだけ。グロー推奨ですが非グローが良い時間帯もあります。悩ましいですね?そこで裏技。
非グローのジグにはグローのドットシールがおすすめ。付けるも剥がすも自由自在。安ジグでも結構釣れます。
小さく軽いジグでしか釣れない日がありますが、軽いジグは短い。結果ロスト率が跳ね上がります。なので多めに準備するほうが無難です。夜は歯のいい魚のるつぼ。タチウオ、ハガツオ、サワラ、カマス。ああ恐ろしい。どうしたって切られます。
しかし昨年、軽いジグはテラアジに特によく効きました。
ひらを打つショートジグは視認性の良い昼間は問題になりにくく思いますが、夜になると魚が追えなくなるのかショートバイトが増える気がします。テンションフォールで食わせることは可能ですが、ずっとそれだと見切られような気が。
○アクションについて
ジギングは普遍的にしゃくってなんぼな釣りです。しゃくりあげて魚の注意を惹き、落ちたところで食わせる。魚が食うのはジグが上がりきってから下がっている最中です。言うまでもなく。
なのでジギングならしゃくり続ける。食わないならしゃくるリズムの途中に、大きめのしゃくりを入れて食わせの間を作る。またはしゃくるリズムをゆっくりにして食わす。
スロージギングならゆっくりあおって見せて、上で止めて見せて、落とすタイミングで食わす。小さくあおって落として、小さくあおって落として、軽くステイさせた後大きくゆっくりあおって、上でステイ・・・3秒後に落として食わす。などなどパターンは無限に。
スロージギングの際はゆっくりロッドを煽って上でステイさせたら、船が波で下がり始める直前までステイさせておいて、ふわっとロッドを下げて食わす。そんな構成は楽で釣れるのでよくやってます。
基本的に魚はルアーを興味津々に見ています。なぜ見るのかと言えば、当然、スキあらば食ってやろうと。即ちスキとは落ちる瞬間です。それに反するのはタイラバでしょうか。不思議ですね。
夜だとジグが見ずらいので、素直に落ちるものが食わせやすく感じています。なのでロング。しかも平たいタイプよりかまぼこ状のもの。
波のある日はあおってステイさせていても、船が下がった瞬間に食ってくることが多いので楽チン。
○フッキング
あたりで魚種がわからないうちは、フッキングはやめて正解。向こう合わせて十分です。タイなら好きに合わせて結構。しかしテラアジもテラサバも案外口が弱いのでぶちぶち口切れしてフックアウト三昧の刑が確定するかもしれません。貫通性能の良いフックを使って優しくやり取りしながら。サバは引きでわかるのでガンガン巻いて、切れるようならワンサイズ鉤を大きく。フックサイズがフィットすると深く掛かってまず外れなくなります。
またまた裏技。350g以上のジグを使ってスロージギングをしていると、フックが良い確率で脳天に刺さります。数釣りの際はラクです。
○フック
ナイトジギングではフックは大きめの方が無難です。よく使うshout TCスパークでは2/0〜3/0。特にテラアジは小さいサイズだと獲りにくいので注意。トリプルフックでさえ口切れにはご注意を。
ナイトジギングは強烈で繊細な釣りだと思います。これからの季節、青物、サバ(60cm)、アジ(60cm)を狙って、時化の合間に繰り出します。イカメタルが始まると味わえない冬限定のお楽しみ。残り3ヶ月少々。
ワクワクしに来ませんか?
冬の夜の海は驚きてんこ盛りです。
対馬 遊漁船 なぎさ丸 十六夜
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